スカイわんわん

WSの存在を忘れていました^^時すでにおそし/(^O^)\とりあえず記念張り



みどころ
錦戸亮が新境地開拓!
初の連ドラ主演作で、初の父親役に挑む

 錦戸が連続ドラマの主演を飾るのは、今回が初。さらに初の金曜ナイトドラマ出演作で、初めて父親役を演じるということで、まさに“初尽くし”となる記念すべき作品だ。そんな作品で錦戸が演じるのは、崩壊寸前でギスギスした一家の主・本郷勇次。中流機械メーカーの人事担当である彼は、会社に行けば年上の社員にリストラを言い渡す役目を負わされ、辛く苦しい思いを奥底に抱えながらも「家族のために…」と、どこか諦めの境地に甘んじている。そんな鬱積した思いを内に秘めながら生きる一家の主を、高い演技力を誇る錦戸がどう演じ、どんな新たな魅力を見せてくれるのかに注目だ。
 さらに、家計を助けるために働き詰めの日々をおくる妻・本郷幸子には幅広い役をこなす旬な女優・水川あさみを配役。演技派として高い評価を受ける二人が夫婦役を演じるという、“奇跡のキャスティング”が実現した。彼らによって立体化される、うまく立ち行かない家族の姿、リアルな心理描写は観る者の心を必ずや打つはずだ。

今度の金曜ナイトは“家族で泣ける金曜ナイトドラマ”!
現代の世相をリアルに反映した
家族の奇跡的な再生を描く感動作

 これまで実験的かつ画期的な作品が多かった金曜ナイトドラマ。しかし、『犬を飼うということ』は現代版『ALWAYS 三丁目の夕日』とも言える、あくまでストレートな“泣けるホームドラマ”だ。不況格差社会、人間関係の希薄化など、さまざまなストレスや葛藤の中で人々が追い込まれ、心に余裕がなくなりがちな今という時代。切迫した空気の中、関係悪化にあえぐ家族が増えている。本作に登場する本郷家は、そんな現代の世相をリアルに反映した、ごく一般的な家族だ。
 完成間近のスカイツリーのふもとに住む、4人家族の本郷一家。それぞれ現代社会と切実にリンクした問題を抱え、切羽詰っている彼らは、家庭崩壊寸前のどん底状態にある。そんな一家のもとにある日、一匹の子犬が拾われてきた。この何気ない出来事がきっかけで、小さいけれど、この家族にとっては大きな事件が起こり、少しずつ崩壊していた家族は再生への道を歩んでいく…。
 シンプルなストーリーに丁寧な心理描写。リアルな芝居と演出。低い目線から東京の空を感じるような“今の時代だからこそ描けるホームドラマ”を愚直に綴る『犬を飼うということ』――今のテレビドラマに求められる“涙”をお約束します。

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スタッフ
脚  本
寺田敏雄
演  出
本木克英ほか
ゼネラルプロデューサー
内山聖子
プロデューサー
木内麻由美
大江達樹
池田禎子(ザ・ワークス
制  作
テレビ朝日
ザ・ワークス
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出演
本郷 勇次 …………… 錦戸 亮
本郷 幸子 …………… 水川あさみ
               ほか
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主な登場人物
本郷 勇次(ほんごう ゆうじ) ……… 錦戸 亮
学生時代に追い続けていた音楽の夢を捨て、現在は中流機械メーカーに務める本郷家の主。よく言えば生真面目だが、実は冒険ができない臆病者。口から出る言葉は理想論ばかり。不況の波により、自分より年上の社員に整理解雇を告げるのが彼の仕事。辛い役目だが、「仕事だから」と諦めている。だが、やがて今度は自分がリストラを言い渡される側に回ることになり…。
本郷 幸子(ほんごう さちこ) ……… 水川 あさみ
妊娠をキッカケに勇次と結婚。しかし、父親に勘当されてまで一緒になるような相手ではなかったかもしれない、今では夫を見るにつけ思う、今日この頃… とはいっても、実生活という現実から逃げるわけにもいかず、2人の子どものためにも自分が頑張るしかないと考え、パートの仕事を掛け持ちしながら働き詰めの毎日をおくっている。子供たちにとっては、元気で明るい母。
本郷 眞子(ほんごう まこ) ……… オーディション中
この物語の語りべ。本郷家の末っ子で、小学1年生。スカイツリーが完成するころには家族が崩壊する、という兄・大の言葉が頭から離れず、本郷家の中で唯一この家族の行く末を案じている。そんなある日、彼女は一匹の子犬を拾い、家に連れ帰る。“スカイツリー”と名づけたこの子犬はのちに彼女の親友となり、どん底家族を変えていくことに…。
本郷 大(ほんごう まさる)……… オーディション中
勇次と幸子が駆け落ちの末、デキちゃった結婚することになった、不肖の長男。せめてデキがよければ救いもあったが、父親ゆずりのせいか、何事も長続きせず、遊び回り、ほとんど家にいない。その実、親を心配させたくないという思いも強く、そのためにいろんな嘘を重ねていくはめになる。
 どこか世間をクールに達観している部分があり、「スカイツリーが完成する頃には、うちはホーカイしているだろうな」というのが彼の持論。
スカイツリー
捨てられていたメスのポメラニアン。セレブの家で飼われていたらしいが、ある日、スーパーの前に捨てられた。動物愛護センターに連れて行かれた“彼女”を眞子が救い出し、家に連れ帰る。最初は犬を飼う余裕なんてない、と家族の反対にあうが、ひょんなことから飼うことに…。
 名前は、“スカイツリー”。名前は?って聞かれたときに、スカイツリーが見えた・・・ただそれだけ。
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錦戸亮コメント
 僕の父親は、今の僕と同じ26歳のころには、子どもが3人いたんです。僕は26歳になってもこんなグッチャグチャな感じですが(笑)、今回初めて父親役をやることになって“そんな歳になったんやなぁ”と、感慨深いものがあります。ですので子どもがいっぱいいるという勇次の環境は、自分の父親と重なるんですよ。そんなこともあって、より頑張ろうって思っています。
 動物と子どもと一緒の撮影は大変だと言いますけど、全然大丈夫!これまで何回も共演していて、話しやすい存在の水川さんもいるというアドバンテージもありますし、今回の現場に対して特に不安はありません。ほかの作品のときと同じように、淡々と一生懸命頑張りたいと思います。
 今回は東京スカイツリーが見える下町が舞台。皆さんにもスカイツリーを見るたびに“あのドラマがあったな”と思い出してもらえる――そんな作品になればいいな、と思います。
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内山聖子ゼネラルプロデューサー コメント
下町に住む欠陥だらけの家族のところに、小さな奇跡(犬)が降ってくる話をやりたかったので、繊細に見えて骨太な父親を錦戸さんなら生きてくれると思いました。
時にコミカルで、時に泣けるヒューマンなドラマをお届けします。